祇園祭は7月の1ヶ月間にわたる長い祭りですが、特に盛り上がりを見せるのが「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」の期間です。
本日、2025年7月9日(水)、まさに前祭の準備が本格化している時期ですね。
前祭は、八坂神社から神様を乗せた神輿が四条御旅所へ向かう「神幸祭(しんこうさい)」に合わせて行われる行事の総称です。特に、7月17日の山鉾巡行は祇園祭のハイライトとして多くの人を魅了します。
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山鉾建て(やまほこたて):7月9日(水)~14日(月)
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現在進行中の最も見どころのある準備です。京都市内の各山鉾町で、釘を一切使わずに縄だけで巨大な山鉾を組み上げる伝統的な「縄絡み」の技法を間近で見ることができます。
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大型の鉾(長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、月鉾など)は10日頃から組み立てが始まり、山鉾によっては9日から始まるものもあります(例:長刀鉾は2025年7月9日から)。
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特に、巨大な鉾が横に組み立てられ、それを人力で引き起こす瞬間は迫力満点です。
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お迎え提灯・神輿洗式(みこしあらいしき):7月10日(木)
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お迎え提灯(16:30~21:00): 八坂神社から四条通などを通って行われる行列で、祭りの幕開けを告げる行事の一つです。
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神輿洗式(20:00頃~): 四条大橋の上で八坂神社の神輿を清める儀式です。
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曳き初め(ひきぞめ)・舁き初め(かきぞめ):7月12日(土)~13日(日)
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組み立てが終わった山鉾の一部で、試し曳きが行われます。
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函谷鉾、鶏鉾、月鉾、菊水鉾、長刀鉾などが曳き初めを行うことが多く、山鉾によっては一般の人も綱を引く体験ができる場合もあります。
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長刀鉾では、生稚児による「太平の舞」が披露されることもあります。
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宵山(よいやま):7月14日(月)~16日(水)
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前祭の山鉾巡行前の3日間を指します。
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各山鉾町に駒形提灯が灯され、祇園囃子(コンチキチン)が響き渡り、祭りの雰囲気が最高潮に達します。
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屋台・露店: 特に15日(宵々山)と16日(宵山)は、四条通などで多くの屋台や露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。一部の通りでは夕方以降、歩行者天国になります。
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屏風祭: 旧家や老舗が秘蔵の美術品や調度品を公開します。
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山鉾への搭乗: 一部の山鉾では、粽(ちまき)やお守りを購入することで、山鉾に上がることができる場所もあります(例:月鉾、菊水鉾、函谷鉾など)。豪華な懸装品を間近で見られる貴重な機会です。
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祇園囃子: 各山鉾で演奏される祇園囃子は、その山鉾ごとの特徴があり、聴き比べも楽しみの一つです。
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山鉾巡行(やまほこじゅんこう):7月17日(木)9:00~
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祇園祭のクライマックスの一つ。23基の山鉾が、長刀鉾を先頭に四条烏丸を出発し、四条通、河原町通、御池通を巡行します。
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見どころは、交差点での巨大な山鉾の方向転換「辻回し(つじまわし)」です。迫力満点で、多くの見物客を魅了します。
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有料観覧席も設けられます(御池通の河原町から新町の間)。
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神幸祭(しんこうさい)・神輿渡御(みこしとぎょ)出発式:7月17日(木)16:00~
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山鉾巡行が終わった後、八坂神社の三基の神輿が、氏子地域を巡り四条御旅所へ向かいます。山鉾巡行とは異なる勇壮な雰囲気です。
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現在進行中の山鉾建ては、職人の技と伝統を肌で感じられる貴重な機会です。ぜひ、各山鉾町を巡って、祭りの準備の様子を楽しんでみてください。また、7月14日から始まる宵山、そして17日の山鉾巡行に向けて、京都の街全体が祇園祭一色になっていきます。