酉の刻

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7月9日

7月9日は、夏のワクワク感の原点ともいえるスポットの誕生から、歴史的な平和の訴え、そして文学界の大きな節目まで、バラエティに富んだ出来事が重なっています。

エンタメ・カルチャーの記念碑的な日

  • 日本初の本格ジェットコースターが登場(1955年) 東京の後楽園遊園地(現・東京ドームシティ アトラクションズ)が開園し、日本で初めて本格的な「ジェットコースター」が設置されました。当時は「ローラーコースター」という呼び名が一般的でしたが、この時ジェット機にちなんで名付けられた「ジェットコースター」という言葉が、そのまま日本の標準語になりました。これにちなんで、今日は「ジェットコースターの日」です。

  • 第1回 ウィンブルドン選手権が開催(1877年) テニスの4大大会の中で最も古い歴史を持つ「ウィンブルドン(全英オープン)」の第1回大会が、ロンドン郊外で開幕しました。当初は男子シングルスのみで、参加者は22名、観客もわずか200人ほどという、現在の華やかさからは想像もつかない静かなスタートでした。

歴史・科学の重大な節目

  • 「ラッセル=アインシュタイン宣言」の発表(1955年) イギリスの哲学者バートランド・ラッセルと、天才物理学者アルベルト・アインシュタインらが中心となり、核兵器の廃絶と科学技術の平和利用を世界に訴える共同宣言を発表しました。アインシュタインが亡くなる直前に署名した、彼の遺言とも言える重要なメッセージであり、日本の湯川秀樹博士も著名人に名を連ねています。

  • 文豪・森鴎外の命日「鴎外忌(おうがいき)」(1922年) 『舞姫』や『高瀬舟』などの名作を遺し、夏目漱石と並び称される明治・大正期の文豪、森鴎外が60歳でこの世を去りました。彼は小説家であると同時に、陸軍の軍医トップ(軍医総監)でもあったという、非常に異色で多彩なキャリアの持ち主でした。

おもしろい語呂合わせの記念日

  • 泣く日 「な(7)く(9)」の語呂合わせから、泣くことで喜怒哀楽の感情表現の豊かさについて考える日として、ちょっとユニークな日本の団体(全米感涙協会)が制定しました。「涙活(るいかつ)」をして、日頃のストレスを発散するのにも良い日かもしれません。

絶叫マシンのスリルが日本に上陸した日であり、平和への強い願いが形になった日でもある7月9日。

7月も上旬の締めくくりですね。たまには感動的な映画でも観て、あえて「泣く日」に乗っかって涙を流し、すっきりした気分で夏の夜を過ごしてみるのも良さそうです。