酉の刻

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山鉾巡行(やまほこじゅんこう)

祇園祭(ぎおんまつり)は、京都の夏の風物詩として知られる、八坂神社の祭礼です。1000年以上の歴史を持ち、東京の神田祭、大阪の天神祭と並ぶ日本三大祭の一つに数えられます。2009年には「京都祇園祭の山鉾行事」としてユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

歴史と起源: 祇園祭の起源は、平安時代前期の貞観11年(869年)に遡ります。当時、京の都をはじめ日本各地で疫病が流行し、人々はこれを疫病神の祟りだと恐れていました。そこで、時の朝廷が、国の数と同じ66本の矛を立てて祭を行い、祇園社(現在の八坂神社)から神輿を神泉苑に送り、疫病の除去を祈願したのが始まりとされています。

開催期間: 祇園祭は、毎年7月1日から31日までの1ヶ月間にわたって様々な神事や行事が繰り広げられます。

山鉾巡行(やまほこじゅんこう):

  • 祇園祭の最大のハイライトで、「動く美術館」と称される豪華絢爛な山鉾が京の街を練り歩きます。

  • 前祭(さきまつり): 7月17日に行われ、多くの山鉾が参加し、賑やかです。

  • 後祭(あとまつり): 7月24日に行われ、前祭とは異なる山鉾が巡行します。2014年に約50年ぶりに復活しました。

  • 辻回し(つじまわし): 巨大な山鉾が交差点で直角に方向転換する際に行われる、迫力満点の見せ場です。青竹などを敷き、曳き手たちが「ヨイヨイヨイトセ ヨイトセ」の掛け声とともに山鉾を動かす様子は必見です。

  • くじ改め(くじあらため): 山鉾の巡行順がくじ取り式で決まった順番と合っているかを確認する儀式です。

  • 注連縄切り(しめなわきり): 前祭の巡行で先頭を務める長刀鉾に乗る稚児が、神域との結界を示す注連縄を刀で切り落とす儀式で、四条麩屋町で行われます。